糖化は肌のたるみの原因になる？お茶で糖化を予防しましょう！

 

お茶で肌のたるみを予防できるなら、簡単だし続けられそうですよね。やはり効果を出すにはなんでも継続することが大切！日々の適度な運動や、毎日のスキンケアも大切ですが、手軽にできて続けやすいことをプラスしてさらに美肌に磨きをかけませんか？

今日は飲むだけでたるみ予防の効果が期待できる、お茶１３種類をご紹介します！

 

糖化は肌のたるみの原因になる

肌のたるみ、できるなら防ぎたいですよね？

実はこれ、紫外線や筋力低下の影響だけではなく、AGEs（終末糖化産物）がたまりお肌が「糖化」することも原因なんです。［1］［2］［3］この「糖化によるたるみ」の予防に効果的なのが、緑茶や健康茶。

また、抗糖化作用のあるお茶は、肌のくすみやたるみだけでなく、血管や内臓の老化も防ぐ効果が期待できるそうなので、さっそく美と健康のために取り入れたいですね。

糖化について知りたい方はこちらもチェック！糖化って何？見るだけで差がつく美肌イチオシ情報！

 

お茶で糖化を予防しよう！

糖化がお茶で予防できるということが様々な実験によって明らかになってきています。食後にお茶を飲むだけで糖化をある程度予防できるとしたら、これは飲まないと損ですよね？

そんな嬉しい効糖化作用が期待できるお茶を一挙１３種類紹介いたします！

 

抗糖化作用が期待できるお茶（ノンカフェイン）［5］［6］

抗糖化作用が期待できるお茶（カフェイン入り）

同志社大学大学院アンチエイジングリサーチセンターでの実験において、柿の葉茶、クマザサ茶、グアバ茶、シソ茶、甜茶、ドクダミ茶、ルイボスティーには、生体内においても抗糖化作用があることがわかっています。［5］

 

また、佐伯チズさんが発起人となっている美肌と抗糖化食品の研究会では、同志社大学大学院生命医科学研究科糖化ストレス研究センター・八木 雅之講師と共同で、皮膚の糖化による老化を予防する健康茶(ハーブティー)の探索を行っています。

 

その結果、甜茶、ドクダミ、柿の葉、グァバの各種ハーブティー素材が、『アミノグアニジン』というAGEsの生成阻害剤（未承認の医薬品）よりも非常に高い活性があることが明らかになりました。

 

ドクダミ、甜茶、柿の葉、グアバ茶は特にお茶の中では断トツの抗糖化作用を誇ると言われています。

 

甜茶には、ノンカロリーの天然甘味成分「ルブソシド」が含まれているため独特の甘みがあります。ダイエット中だけど甘いものが欲しいという方には特におすすめです。

 

ドクダミ茶は、糖化以外にも便秘への効果も期待できます。漢方でも用いられている美肌の定番です。便秘解消も一緒にしたい、という方はこちらを選ぶと良いかもしれません。

 

ただ、これらのお茶には少し癖があるので飲みにくいという方もいらっしゃると思います。そういう方におすすめなのはルイボスティー。

 

比較的飲みやすく妊娠中の女性にも推奨されていて身体を温める作用があり、冷え性の方にも効果的です。ルイボスティーは抗酸化作用もあり身体の酸化も防いでくれるので「他の健康茶は癖があってちょっと苦手・・・」という方はルイボスティーから始めてみるのはいかがでしょうか？［4］

最近はルイボスティーのお茶がペットボトルでも売っていますので、コンビニなどでも手に入りやすいですよ。

健康茶はちょっと苦手・・・普通のお茶のほうが飲みやすいという方は緑茶、プーアール茶、ウーロン茶、紅茶でも大丈夫です。お茶の中に含まれるカテキンが糖化を抑制してくれます。

 

まとめ

色々なお茶をブレンドして飲みやすくするという方法もありますので自分に好みのブレンドを作ってみるのも良さそうです。何気なく口にするジュースや清涼飲料水は肌を糖化させて、たるみの原因となります。水分を取るのは毎日のことなので、お茶を飲むだけでたるみ予防ができるなんて、これは飲まないともったいないですね！

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参考文献

［1］糖化ストレスとアンチエイジング　７．糖化ストレスと皮膚老化　抄録；八木雅之、米井嘉一　同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター・糖化ストレス研究センター

［2］皮膚組織における終末糖化産物の蓄積と骨格筋量との関係　Relationship between skin autofluorescence and skeletal muscle mass、杉岡陽介、久保明、三井理恵、福原延樹（他）総合健診 43(5), 537-542, 2016

［3］表皮の週末糖化産物と各層の光透過性との関慶吾係（特集　進化する美白研究）Transmittance of stratum corneum is affected by the increase of epidermal advanced glycation end-products　川端慶吾　Fragrance journal : Research & development for cosmetics, toiletries & allied industries = フレグランスジャーナル : 香粧品科学研究開発専門誌 48(2), 29-34, 2020-02　フレグランスジャーナル社

［4］Moe Sasaki, Nami Nishida, and Masako Shimada. A Beneficial Role of Rooibos in Diabetes Mellitus: A Systematic Review and Meta-Analysis. Molecules 2018, 23, 839.

［5］Glycative stress and anti-aging: 14.　Regulation of Glycative stress. 2. Inhibition of the AGE production　and accumulation　Masayuki Yagi, Yoshikazu Yonei；Glycative Stress Research 2019; 6 (4): 212-218　(c) Society for Glycative Stress Research

［6］最新医学が教える最強のアンチエイジング　米井嘉一　日本実業出版社 (2019/3/14)　ISBN-10 ‏ : ‎ 4534056753