女性はなぜ甘い物が好きなの?その理由を徹底解説

甘いものを頬張る女性

男性よりも女性のほうが甘いものが好きというイメージがありますよね。

女性が好む食べ物や飲み物といえば、ケーキやクッキー、和菓子、クレープ、チョコ、ロイヤルミルクティーやタピオカドリンクなどといった甘いもの!甘いお酒が好きなのもどちらかといえば、女性という印象です。

最近はスイーツ好きの男性も多くなってきていますが、やはり女性はパンケーキ屋に並んだり、ケーキ食べ放題に行ったり男性よりもスイーツ好きというイメージが強いですよね。

ところで、なぜ女性はこんなに甘いものが好きなのでしょうか?

実は女性は本質的に甘いものを好むようにできています。そのため、食事以外でも積極的に摂取しようとしてしまうようです。

女性が男性よりも甘いもの好きである理由は

⑴ホルモンの影響
⑵自律神経の影響
この二つだと考えられています。

ホルモンの影響

アロマのロウソク

①エストロゲンの影響

女性特有のホルモンであるエストロゲンは、血糖値が上がった時に、βエンドルフィンという快楽物質を脳内に放出させる働きがあります。

簡単にいうと、女性はエストロゲンの影響で甘いもの=快楽という図式が、男性以上に強くインプットされているわけです。

女性には出産や授乳など男性にはないことがあるため、多くのエネルギーが必要になりこういった特徴が備わっていると考えられています。

②プロゲステロンの影響

女性は生理前のホルモンバランスの乱れからイライラして甘いものが欲しくなることがあります。また、プロゲステロン期になると糖質欲求が出ます。プロゲステロンが増えると血糖値が下がりやすくなるためです。[3]

エストロゲンの分泌が少なくなっても今度はプロゲステロンの分泌が増えて血糖値が下がるので結局血糖値を上げようと甘いものや糖質が欲しくなってしまうのです。

ただ妊娠期間中や授乳期は、プロゲステロンがエストロゲンよりも多い状態になりホルモンバランスが通常と大きく変化します。そうなると以前よりも甘いものを好まなくなることがあるそうです。妊婦は塩味に対する感受性が減少するため、ふだんより高濃度の食塩を摂取するというデータもあります。

妊娠中にポテトばかり食べたくなったり、味覚が変わって味が濃いものを食べたくなると聞きますがこれもホルモンの影響が一因だったのですね。

ちなみに、エール大学のニスペット氏がおこなった実験によると、男性ホルモンのアンドロゲンを生まれたてのメスのラットに投与したところ、思春期以降に、甘いものを好まなくなったそうです。

女性ホルモン・男性ホルモンの働きによって、味覚の違いが生まれるのかもしれません。ホルモンが男女の味覚の差を決めているとしたら、とても面白い現象ですね。

自律神経の影響

公園で座禅を組む女性

空腹時に血糖値を上げる能力は男性に比べて女性のほうがずっと低く、男性よりも女性の血糖値は低下しやすいということが明らかになりました。[1]

実は、肝臓、すい臓、副腎の交感神経が優位ではなくなると血糖値が低下しやすくなります。女性は男性よりも交感神経のスイッチが入りにくく、血糖値が下がりやすいため、甘いもの好きになりやすいそうです。[1]

対して男性は交感神経のスイッチが入りやすく、血糖値が下がりにくいので、それほど甘いものへの欲求が強くないと考えられるのです。[2]

普段から女性のほうが自律神経の影響で血糖値が下がりやすいので、ストレス・疲労や睡眠不足でさらに自律神経が乱れてしまうとなおさら食欲コントロールが難しくなってしまいます。ダイエットをする際には睡眠時間をきちんと確保して、ストレスケアを行い自律神経を正常に保つことが大切です。

出典

甘いものへの欲求はどうすれば抑えられるの?

美味しそうなパンケーキ

女性ホルモンをなくしてしまうことはできませんが、ホルモンバランスが乱れてしまって余計な食欲が出ている方はホルモンバランスを整えることもダイエット成功への近道といえます。まだまだ味覚に関して解明されていないことはたくさんあるそうですが、ホルモンや自律神経によって味覚が変化するというのはとても興味深いです。

交感神経のスイッチをしっかりいれると甘いものへの欲求も減る可能性がありますので自律神経を整えることはダイエットにつながるというのもこういう話を聞くと頷けますよね!

甘いものへの過度な欲求を抑えるには自律神経やホルモンバランスを整えることなので、以下の方法が効果的です。

甘いものへの欲求を抑えるために有効な方法

1.適度な筋力トレーニング

2.睡眠時間を確保する

3.お風呂やストレッチ

4・自分に合ったストレス対策を見つける

5.亜鉛や鉄分などのミネラルをとる

6.タンパク質をしっかりとる

まとめ

ホイップクリームが乗ったチョコケーキ

以上のことから女性は一年中スイーツが大好きになるような性質なのです(笑)

いつもあめちゃんを持ってるおばちゃん、グミをカバンの中に常にいれている女子高生、チョコレートなど甘いものを仕事の合間につまむOL、これには全て理由があったのです!(笑)

スイーツが好きではなくてもやはり糖質(おこめ、パン、パスタ)などを好んで食べるのもそのせいです。

最近では甘いもの好きな男性も増えてきています。ストレス社会とも言われる昨今、自律神経のバランスを崩してしまっている男性が多くなっている可能性もあります。

また、砂糖を摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。[4][5]

これらの物質は人に幸福感や癒やしを与える性質があります。身体が疲れたときや、ストレスを感じるたびに甘いものを食べて幸福感や癒しを得るようになると、この快感がクセになり、「甘いものを食べること=幸せになる」と無意識に脳が感じるようになってしまいます。この状態に陥ると甘い物がやめにくくなり糖質過多になってしまいますので、適量を食べるように意識できるといいですね。[6]

角砂糖

女性にももちろんこの危険性がありますが、男性でストレス過多な人も甘いものがやめられなくなる可能性がありますので注意が必要です。

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参考文献

[1]化学と生物 2013: 51; 160-167

[2]Metabolism 1989: 38; 1103

[3]Bowen DJ,Grunberg NE: Variations in food preference and consumption across the menstrual
cycle. Physiol Behav, 47, 287-91(1990)

[4] 高田明和(2014)「砂糖は脳を活性化する」『砂糖類・でん粉情報』(2014年1月号)P36-40.独立行政法人農畜産業振興機構

[5]上西一弘他(2004)「砂糖の適時・適正摂取は身体の働きにどのように影響するか」『砂糖類情報』(2004年10月号)独立行政法人農畜産業振興機構.

[6]2.おいしいとなぜ食べすぎてしまうのか? : 脳内報酬系の働き(<総説特集>おいしさのシグナルと肥満(ダイエット)の科学)Role of the brain reward system in overeating of palatable food.

甘いものを頬張る女性

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