リンパを流してむくみを解消！リンパ液の流れの仕組みを解説

2021 8/20

2020年1月12日 2021年8月20日

今回は、むくみ対策やダイエットにもつながるリンパについてお話を書いていきます！

リンパってなんだかよくわからないシステムだと思いませんか？

すべてを説明しようとしてしまうと難解になってしまうので、むくみ対策やダイエットの面で役立つ様な簡単な解説をしていきたいと思います！

リンパとは

リンパは血管のように全身に張り巡らされているリンパ管と、そのリンパ管が合流するリンパ節、そしてその中を流れるリンパ液、まずはこの3つをイメージして頂くとOKです。

まず、リンパ管は周囲の組織液と組織液の中にある老廃物や毒素を回収します。
回収したリンパ液はいくつもあるリンパ節で細菌、ウイルス、腫瘍細胞などの毒素、病原体を取除かれ最終的には静脈に流れていきます。

つまりリンパ管は水分を運ぶことと、異物を除去し濾過していく下水道と浄水場のような役割を持っています。

もう一つ大事な役割としては腸から吸収された脂質を運ぶという役割も持っています。

リンパ液の流れの仕組み

リンパの流れが悪い、リンパが詰まっているなど、女性の方なら耳にしたことがある方も多いかと思います。リンパの流れについて解説します。

まず、血液は動脈から静脈へと循環するシステムになりますが、リンパ液は最終的に流れていく静脈への一方通行となります。

リンパ液の流れは血液と違い心臓が無いため、ポンプが無い状態と言えます。
そんな中でリンパ液は主に筋肉が動く事によって、流されていきます。

なので「ふくらはぎの筋肉を動かすとリンパが流れてむくみが取れます」というような情報が調べるとたくさん出てくるのです。

リンパ管自体も小さく収縮してリンパ液の流れを補助していますが、主な働きをしているのは筋肉です。日常でデスクワークなどで座りがちな方は、リンパの流れが悪く、むくみやすい状態になっていると言えます。

リンパを流してむくみ対策

リンパ液の流れが悪い状態は、身体の中の水分の循環が悪いという証拠です。

水分の循環が悪いとむくみとして身体に現れてきます。

水分循環が悪いと、身体の代謝が悪化するため、痩せにくくなったり不調がおこりやすくなったりします。

具体的なむくみ対策はこの３つ

水分を摂る
運動をする
タンパク質を摂る

・水分を摂る
水分を摂ると更にむくんでしまうのでは？
と思う方もいらっしゃるとおもいますが、水分を摂ることによって身体を流れる水分量が増加し、循環がよくなります。
ダイエットにも良い効果がありますので、是非１日2リットルを目安に水分を摂ってみましょう。

・運動をする
リンパを流すと言う観点でも、運動は非常に重要です。
筋肉の動きによって、リンパの流れが進むので、軽い有酸素運動（ジョギング等）や筋力トレーニング等全身を動かすことをオススメ致します。

・タンパク質を摂る
リンパの流れをスムーズにするためには、リンパ管や血管などがしっかりとしている必要があります。特に毛細血管や毛細リンパ管などは、老化などにより機能が低下しやすいです。
タンパク質をしっかり取ることにより、毛細血管等の修復が行われます。
タンパク質の摂取はむくみ対策だけではなく、全身の健康状態がどんどん良くなりますので、積極的に摂取しましょう。