「テストステロン」が加齢によって減少する理由や増やし方をご紹介!

 

「モテる身体づくり」は見た目の印象だけでなく健康のためにもなります。
見た目の印象というのは、ビジネスの場でもプライベートの場でも人とかかわる際には必ず作用します。

 

ハツラツと人生を過ごしている人は、誰に対しても魅力的に映る事でしょう。

 

今回はそんな「モテる身体」を作るためのキーとなるホルモン「テストステロン」をご紹介させていただきます。

 

「男を司る」テストステロンとは?

 

テストステロンとは主に男性の精巣で作られる男性ホルモンです。筋肉の合成や骨格の発達などに関わりが強いホルモンで、20代をピークに徐々に分泌が減少していきます。※(3)

 

他にもテストステロンの働きは社会的な行動、特に競争的な行動に影響を与えることが知られています。これらは様々な種の動物でも研究され、繁殖において有利な状況を勝ち取るために起こると考えられています。

 

一方で、もともとテストステロンの分泌が少ない人や、歳をとってテストステロンの分泌が低下した人はこういった競争する意欲や社会的な活動の意欲が低下していき、さらには著しくテストステロンが低下してしまうと、男性更年期障害(LOH)の様々な症状が現れます。(倦怠感や、疲労、無気力、筋力低下、男性機能の低下等)※(3)

 

 

テストステロンは男性的な「モテる身体づくり」において非常に重要な役割をはたしています。また、メンタリティーにも影響を強く与えるこのテストステロン、ちょっと低下してるかも?と心当たりがある方は是非テストステロンを増やす事を意識的に取り組むことをお勧めします!

 

テストステロンはどんなことで減る??

 

 

前項でも触れましたが、テストステロンは加齢によって20代をピークに徐々に減っていきます。

 

しかしこれは個人差がかなりあります。

 

食事や生活習慣によって、テストステロンレベルは大きく異なります。

 

日常的にテストステロンが減らないような生活をしている人はテストステロンレベルを維持することができるということになります。

 

また、男性の精巣において多く作られるため、精巣の血流を妨げるようなデスクワークや自転車のサドルからの圧迫などはテストステロンの分泌が妨げられるので、注意が必要です。

 

それでは「モテる身体づくり」を目指すにはどうやってテストステロンを増やせばいいかご紹介していきたいと思います!

 

テストステロンを増やすには??

 

①トレーニング

筋力トレーニングを行うことにより、テストステロンが増えることが分かっていますが、最新の研究によると、トレーニングを行う筋肉量が少ない場合はテストステロンは増えず、全身である程度しっかりトレーニングしないとテストステロンが増えないことが示唆されています。※(1)

 

また、長時間ハードに行うことも逆効果になりますので長くても一時間程度にしておくのが最適です。

 

②栄養管理

テストステロンを増やす、食材やサプリメントはたくさんあります。テストステロン合成に欠かせない亜鉛、血流を良くするアルギニンや、抗酸化、ビタミン各種などテストステロンの合成を高めるには、食事のバランスにも気を付けてバランスの良い食生活を送ることが重要です。

 

自分が足りていない栄養なども意識しつつ、サプリメントも併用していただくと楽に栄養管理できますので、おすすめです!

 

③ストレス管理

ストレスによってテストステロン値が下がってしまう事は、様々な研究で明らかになっています。

 

ストレスケアに関してはまた別途記事にしていきますので、是非ご覧ください。

 

④睡眠時間の確保

睡眠もテストステロンレベルを維持するために重要です。

 

最適な睡眠時間は7時間ほどですが、シカゴ大学医学部の研究では睡眠時間を5時間に制限した平均24歳の若い男性のテストステロンレベルが10~15%下がることが分かったという研究があります。※(2)

 

 

「モテる身体づくり」に非常に重要なホルモンであるテストステロンを安定させるためには、食事や規則正しい生活が重要になってきます。

 

時間がない忙しい方も、今後を見据えてスマホを見る時間を削減したり、食事やサプリメントに関して一度計画的に考えてみるのはいかがでしょうか?

 

テストステロンによって、より行動がパワフルになれば多くの人がついてくるような男性を目指せることでしょう。

 

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参考文献
※(1)doi: 10.23736/S0022-4707.18.08786-8.
Salivary testosterone and cortisol concentrations after two different resistance training exercises.

※(2)Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy MenFREE
PMCID :PMC4445839

※(3)男性更年期障害について LOH症候群の観点から Male menopausal disorder From the perspective of late-onset hypogonadism 京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital (38), 2-7, 2017-12 

 

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