同じ食材でもこんなに違うの？！アラフォー以上は老けたくなければ、調理方法で変わるAGEsに気を使おう

2021 11/18

2019年11月22日 2021年11月18日

今日は老けたくない方に是非見ていただきたい、老化物質と調理方法のお話です。日々の積み重ねで１０年後、２０年後、まわりとグッと差がつきますよ！

老化物質AGEsをなるべくためないことが大切

老化の一つの要因ともいわれているAGEs。AGEs（最終糖化産物）は身体の糖化を促進させるため、それにより糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなったり、老化を加速させる一因ともいわれています。［1］

40歳を過ぎると差が出始める老化。若々しい身体を保ちたい、という方はまずはAGEsを身体にためないお食事をこころがげることが大切です。

<AGEsをためないためのお食事方法＞

①血糖値を急激に上げ過ぎないこと
②糖質の取りすぎを避けること
③AGEsが少ない調理方法を選ぶこと

AGEsをためないためのお食事方法は上記３つが主に上げられます［1］が、今日は③のAGEsが少ない調理方法の選び方についてお伝えしたいと思います。

実はAGEsは高血糖によって身体の中に作られるだけではなくAGEsがたくさん含まれる食品を食べることでも取り込まれると言われています。だいたいその食品に含まれるAGEsの７％くらいが取り込まれるそうです。［1］

私たちは年間で1000回以上食事をとりますので、一度に蓄積されるAGEsの量は少なくても積み重なれば、長い時間でそれは大きな差となります。

どんな調理方法がAGEsを増やすのか

AGEsは高温で加熱調理したものにたくさん含まれています。つまり、焼いたり、油で揚げたものに多く含まれているのです。焦げ目のついたもの、こんがりとキツネ色になっているものにはAGEsが多く含まれています。［2］

例えば、同じ90グラムの鶏肉でも
水炊きにした場合のAGEs量　957（KU/100g）
から揚げにした場合のAGEs量　9732（KU/100g）

※（Journal of the American Dietetic Association,June 2010)より抜粋

と、AGEs含有量はなんと同じ鶏肉なのに約10倍違います！同じ食材でも調理法によってこんなに違いがあるなんて・・・。普段から揚げ物ばかり食べているという方は少し食べ方や調理の仕方を変えてみるのも長い目で見るとアンチエイジングになります。逆に言うと、揚げ物ばかり食べている方はAGEsをためこみやすいため、老けやすい可能性があります。

生

↓

蒸す・茹でる

↓

煮る

↓

炒める

↓

焼く

↓

揚げる　の順でAGEsは多くなります［2］

色々な調理法をしてバランスよく食べていれば、そこまで神経質になることはないと思います。要するに程度の問題です。ただ、毎日のように揚げ物ばかり食べている人は、日々の積み重ねでAGEsが身体に溜まりやすくなってしまいます。コンビニのフライコーナーやスーパーのお惣菜コーナーで頻繁に揚げ物を買ってしまうような人は気を付けてくださいね！

まとめ

お食事をするのは毎日のことですので、このお食事でいかに老化物質AGEsをためこまないようにするのかが、アンチエイジングや若々しい身体を保つには大切な要素ともいえるでしょう。

ちなみに、お鍋はAGEsをためないために大変おすすめのメニューです。身体も温まり、野菜もたくさんとれますのでお鍋はダイエットにアンチエイジングにも◎！

５REPSでは一年中推奨しているメニューです。最近はしゃぶしゃぶ等お鍋メインのお店もたくさんありますので外食の際にそういったお店を選ぶのも良いかと思います。おでんもいいですね。

また緑茶、ルイボスティーなどの健康茶はAGEsをため込みにくくさせる効果があると言われています。揚げ物などを食べた後に緑茶やルイボスティーなどを飲むとAGEsが身体に蓄積されるのを防止する効果が期待できますよ！AGEsの蓄積を予防してくれるお茶のお話はこちらから→飲むだけで肌のたるみを予防できるお茶１３種を一挙紹介！

もっとAGEsについて詳しく知りたい、老けない食生活を実践したい、若々しさを保ちながらダイエットやボディメイクをしたい、という方は是非５REPSの無料カウンセリングにお越しください。

AGEs全般についての記事はこちら